1. 結論
今回のリバランスの核心は「過熱からの逃避」と「初動への資金集中」です。
最高益更新で急騰したネクステージ(3186)と、ストップ高のROXX(241A)の一部を利益確定し、その資金を「業績上方修正・通期超過」かつ「株価がまだ初動」である中北製作所(6496)とスローガン(9253)へ大胆にシフトさせます。市場の熱狂に追随せず、一歩手前で待ち構える「G&P(Growth & Price)」の真髄を貫きます。
2. 銘柄候補の紹介(抜粋)
運用中銘柄および今回抽出した高精度銘柄の初期評価です。
1. ネクステージ (3186)
- 【判定】: SSS
- 解析: 今期経常22%増で最高益更新。配当増額も発表しファンダメンタルズは完璧だが、短期間での急騰が懸念材料。
2. ROXX (241A)
- 【判定】: SSS
- 解析: みずほFGへのAI面接官導入という特大材料でストップ高。PTSも続伸しており勢いは最強クラス。
3. 中北製作所 (6496)
- 【判定】: SS
- 解析: 上期経常が前年同期比2.1倍に急拡大。通期計画に対する進捗も良く、PER12倍台と割安。
4. スローガン (9253)
- 【判定】: SS
- 解析: 第3四半期時点で通期計画を超過(達成率140%超)。上方修正が濃厚な「確変」状態。
5. SWCC (5805)
- 【判定】: S
- 解析: 既存主力。電線地中化・データセンター関連の国策株として安定した上昇トレンドを維持。
6. 関電工 (1942)
- 【判定】: S
- 解析: 既存保有。インフラ株として堅調だが、短期的な爆発力では他銘柄に見劣りする。
7. 高島屋 (8233)
- 【判定】: A
- 解析: 9-11月期経常20%増益。インバウンド需要を取り込み好調。株価位置も低く安全性が高い。
3. ファンダ・テクニカル精査(トップ5)
「25MA乖離率+20%以上は禁止」という鉄の掟に基づき、最終スコアリングを実施しました。
1. 中北製作所 (6496)
- 総合評価: SSS (100点)
- 総合コメント: 【満点】 2.1倍増益という圧倒的な成長力に対し、25MA乖離は+4.1%と「初動」の域を出ていない。リスクリワードが最も良く、資金を集中させるべき筆頭銘柄。
2. スローガン (9253)
- 総合評価: SSS (95点)
- 総合コメント: 【準満点】 通期計画超過は「Class A」の特大材料。時価総額20億台の小型株で、PER13倍是正へのエネルギーが溜まっている。テクニカルも安全圏。
3. SWCC (5805)
- 総合評価: SSS (95点)
- 総合コメント: 【大黒柱】 驚異的な増益率を持ちながら、過熱感なく上昇する理想的な展開。手放す理由は皆無。
4. ROXX (241A)
- 総合評価: S (70点)
- 総合コメント: 【過熱注意】 材料は満点だが、25MA乖離+15.8%によりテクニカル点は0点。新規買いは推奨できないが、既存保有分の利益を伸ばすフェーズ。
5. ネクステージ (3186)
- 総合評価: S (70点)
- 総合コメント: 【過熱警戒】 業績は文句なしだが、乖離+17.2%は「危険水域」一歩手前。調整リスクが高まっており、深追い禁物。
4. 最終発注指示
総資産 3,311,100円 を以下の通り配分します。
■ 売却指示
ネクステージ (3186)
- 総合評価: S (過熱)
- 損益: +5.79% (+52,500円)
- 売却数量: 300株 (全売却)
- 推定売却額: 958,500円
- 理由: 最高益は魅力的だが、過熱シグナルが点灯。調整リスクを回避し、より上値余地の大きい銘柄へ資金を移す「発展的解消」。
関電工 (1942)
- 総合評価: SS
- 損益: +6.95% (+35,800円)
- 売却数量: 100株 (全売却)
- 推定売却額: 550,800円
- 理由: 安定株だが、今回は「攻め」のターン。中北製作所等の購入資金として活用。
ROXX (241A)
- 総合評価: SS
- 損益: +0.77% (+1,200円)
- 売却数量: 300株 (一部売却)
- 推定売却額: 157,800円
- 理由: ポートフォリオのリバランス(比率調整)のため一部利益確定。残りは継続保有。
■ 購入・継続指示
SWCC (5805)
- 総合評価: SSS
- 投資比率: 33.8%
- 購入数量: 継続保有 (100株)
- 推定額: 1,118,000円
- 狙い: ポートフォリオの核。国策テーマの恩恵を最大限享受するまでホールド。
中北製作所 (6496)
- 総合評価: SSS
- 投資比率: 18.3%
- 購入数量: 100株 (新規)
- 執行方法: 寄り成行
- 推定購入額: 605,000円
- 狙い: 決算インパクト大かつ割安。初動の押し上げを狙う。
スローガン (9253)
- 総合評価: SSS
- 投資比率: 15.9%
- 購入数量: 600株 (新規)
- 執行方法: 寄り成行
- 推定購入額: 527,400円
- 狙い: 通期超過による上方修正期待を先回り。小型株特有の爆発力に期待。
ROXX (241A)
- 総合評価: SS
- 投資比率: 15.9%
- 購入数量: 継続保有 (1,000株)
- 推定額: 526,000円
- 狙い: ストップ高の勢いに乗る。過熱感はあるため追加投資はせず、ストップロスを浅めに設定して監視。
高島屋 (8233)
- 総合評価: SSS
- 投資比率: 15.4%
- 購入数量: 300株 (新規)
- 執行方法: 寄り成行
- 推定購入額: 510,000円
- 狙い: 20%増益の好決算とインバウンド需要。ボラティリティの低い安定成長枠として採用。
5. 銘柄入れ替え意図のまとめ
今回の戦略は「業績(Growth)」と「割安・初動(Price)」の完全な両立です。
市場が熱狂しているネクステージやROXXで確実に利益を作りつつ、その資金を「次の熱狂」候補である中北製作所やスローガンへ移動させました。これにより、ポートフォリオ全体の平均乖離率を引き下げ(安全性を高め)、かつアップサイドの期待値を最大化しています。
「赤字株お断り」のルールを徹底し、数字(業績)に裏打ちされた銘柄のみで構成された、盤石かつ攻撃的な布陣です。


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